向井康夫 (農学博士) 1976年 大阪 生まれ
大学では、田んぼの水生昆虫の生活場所や、生活の仕方についての研究をしていました。
大学院卒業後は、琵琶湖の周辺の田んぼで、水生動物の生物相や多様性を研究するプロジェクトに関わっていました。
2011年に、津波の被害を受けた水田を復旧した際、元々いた生きものがちゃんと戻ってくるのか、を調べるプロジェクト研究に、3年間関わっていました。
現在は、たくさんの人に、身近な自然の楽しさを知ってもらうことを目的として、自然体験のプログラムの企画・運営や、生きもの観察会講師、出前授業、観察用の道具の開発などをしています。
著書:絵解きで調べる田んぼの生きもの (文一総合出版)
●最終学歴
平成21年3月 大阪府立大学大学院 農学生命科学研究科 農学環境科学専攻 博士後期課程 修了 農学博士 学位論文題目:稲作水系における水生昆虫の保全生態学的研究
●職務経歴
平成21年7月-9月:京都大学 地球環境学堂 特定助教
平成21年10月-平成22年3月:京都大学 地球環境学堂 特定研究員(産官学連携)
平成22年4月-平成23年9月:京都大学 地球環境学堂 研究員(産官学連携)
平成22年4月-平成23年3月:大阪工業大学 工学部 非常勤講師
平成23年10月-平成24年3月:東北大学 生命科学研究科 教育研究支援者
平成24年4月-平成27年3月:東北大学 生命科学研究科 助教
平成27年4月-平成29年3月:金沢大学環日本海域環境研究センター外来研究員
平成28年6月-現在:新田地区活性化協議会 研修生